ついにデジタル型取り(口腔内スキャナー)が導入されます!

歯医者さんの治療では、詰め物やかぶせ物を精密に作るため、

どうしても歯型とりが必要になることがよくあります。

 

お口の中に粘土を入れて2分ほど…

「型取りはニガテ」「ノドの奥が苦しくて…」

そういう方も多いのではないかと思います。

 

この型取りが、デジタル技術により3Dカメラ撮影で出来るようになります!

この技術自体は数年前からありましたが、どうしても精度の点で

不十分なことも多く、主に矯正の分野で活用されていました。

ですが、昨年発表されたプライムスキャンというモデルは、

従来のアナログの型取りよりも精度が良く、よりピッタリしたかぶせ物作成を行うことができます。

 

長細いカメラをお口の中に入れて移動させると

リアルタイムでcadデータ(3D歯型データ)が保存されます。

 

これを使って、データ上でかぶせ物を設計して作成し、工業製品のように機械で削り出しで作成することができます。

 

残念ながら現時点では入れ歯治療や保険診療では使用できず、セラミック治療やインプラントの型取りに用いますが、(近日中に保険治療にも導入される予定とのことです)

かみ合わせの診断や仮歯作り、

また、なにより「今のお口の状況を記録しておき、将来万が一のときにデジタルデータを用いて元どおり復元する」という

夢のような治療が可能になります。

 

プライムスキャンというこの機械、現時点で世界最高のスキャン速度と精度(ほかの4倍以上!)を誇ります。

みなさんにより良い治療を、より快適な治療を提供できるように導入いたします。

 

来月9月末の納入予定です。

お口の撮影をして、今の状況を分かりやすくご説明いたします。

お楽しみに!