こどもマウスピース矯正(予防矯正)

からだのことも、歯のことも、

悪くなって治療するより、予防できるに越したことはないですよね?

 

歯にとって一番の「予防(将来のむし歯や歯周病リスクを減らす)」とは、

かみ合わせを正しい形に誘導してあげること、かもしれません。

 

その理由は、かみ合わせが悪い方では将来に大規模な治療が必要になる

割合が非常に高いからです。

8020運動をご存知でしょうか。

80歳まで20本以上歯が残る方も多くなりましたが、

その方々はほとんどが、歯並びもかみ合わせも良いと言われています。

 

高橋歯科では、こどものかみ合わせを正しく成長させる治療に力を入れています。

こどものうちは、かみ合わせの悪い芽を摘み取り、早期に改善することは

実はそこまで難しくありません。

成長期にからだも骨格も成長しきってしまうと、その後の矯正は大変になります。

そのため出来るだけ早期に、正常な成長の軌道に乗せることが重要です。

 

高橋歯科で行うこども矯正は、学校に付けていく装置ではありません。

やることは寝る時と、寝るまでの数十分、マウスピースを付けてもらうこと

くちびるとベロの正しい使い方を覚えてもらうトレーニングを行うことです。

重度の方以外は金属色の装置を使わず、取り外せるマウスピースを用います。

 

歯並びもかみ合わせも、悪くなる原因があります。その原因を治す治療です。

歯は、くちびるとベロの隙間に生えています。

そのバランスが崩れて、歯や顎が動くことが不正咬合の原因と言われます。

その原因を取り、からだ本来のかみ合わせを誘導することが治療の目的です。

歯並びをピッタリと左右対称に並べることを目標としてはいません。

そのためワイヤー矯正と比較し、歯の重なりが残ることもありますが、

かみ合わせが正しければ将来に治療をした際も、簡単に出来ることがほとんどです。

 

対象のこどものかみ合わせ:受け口(反対咬合)

3歳児検診で指摘される事もありますが、適切に治療すれば

数ヶ月で治る事も多いです。

 

対象のこどものかみ合わせ:出っ歯(上顎前突、下顎劣成長、過蓋咬合)

初期では見つけにくく、気にならない事も多いですが、

6歳前後から大人の歯が生えてくると指摘される事も多いです。

下のアゴが小さい子では、成長期までに治療しておかないと

口呼吸や睡眠時無呼吸を引き起こし健康被害の原因にもなり得ます。

 

治療の内容、費用について

かみ合わせの改善から後戻り防止まで、およそ12カ月の治療となります。

必ず月に一回確認と、お口のトレーニングに来院頂ける方のみ受診できます。

一年間の治療費用(装置代込み)で50,000円(税込55,000円)となります。

高橋歯科では、かみ合わせ改善治療を予防処置の一環と考えております。

そのため費用を理由に治療を諦める方を一人でも減らしたいと、

比較して非常に低価格に設定していますが、材料などは全く妥協致しません。

 

メリットは取り外せるので人前で付けなくてよく、

歯磨きしやすいのでむし歯のリスクも低いです。

しかしデメリットは取り外せるのでしっかり使わないと効果が出ません。

 

そのため治療を開始する際には、こども本人が自分で頑張ってやれるか

治療できるか、しっかり本人とも相談の上で検討させて頂きます。

歯並びの凸凹を改善するために、

歯とお口が正しく成長するための予防矯正として、

将来の歯のトラブル、睡眠時無呼吸症候群、アレルギー疾患の予防のために…

今しか出来ない治療があります!

 

ぜひ気になることがありましたら、歯科医師までお問い合わせ下さい。